9. 関西弁9. ちょける
「ちょける」は、「ふざける」や「おどける」という意味がある関西弁です。
カジュアルなニュアンスの言葉で、お調子者の友人や家族に対して使うことがあります。
語源は諸説ありますが、「からかう」「バカにする」といった意味の「おちょくる」から派生したのではと言われています。
10. 関西弁10. めばちこ
「めばちこ」とは、関東の言葉でいう「ものもらい」のこと。関西の中でも一部の地域で使われています。
友人に「目どしたん、めばちこできたん?」と尋ねたとき、「めばちこ」が方言だと気づいた関西人もいるそうです。
11. 関西弁11. (蚊に)噛まれる
関西では蚊に刺されたとき、「蚊に噛まれた」と言うことがあります。
関東では「蚊に刺された」という場面が多いため、関東の人からすると意味は通じるものの違和感を覚えることがあるそうです。
12. 関西弁12. からい
関西では香辛料が効いているときだけでなく、料理に塩気があるときやワサビの刺激が強いときにも「からい」と表現することがあります。
友人との食事で食べたチャーハンの塩気が強かったとき、「からいなぁ」と呟いたら「しょっぱいってこと?」と聞き返されたことがある人もいるそうですよ。
13. 関西弁13. アホ
関西では冗談のようなニュアンスで「アホ」を使うことがありますが、関東では語気が強く感じられやすく、関東の友人から「なんでそこまで言うの!」と怒られた経験がある関西人もいるのだとか。
逆に「バカ」は関西人からすると強い口調に感じやすく、関西から関東へ、関東から関西へ引っ越すと、東西でのニュアンスの違いに驚く人もいます。
14. バリバリの関西人が「関東の友人に通じなかった!」という関西弁はまだたくさんある
本記事では、バリバリの関西人が関東の友人に通じなかった関西弁を13個紹介しました。
今回紹介した言葉以外にも、関西以外の地域の人にとってはあまり聞き慣れない関西弁はたくさんあります。
ときには「橋」と「箸」のように音は同じだけれどイントネーションが異なり、違う意味に取られてしまうことも。
東西の言葉の違いも、友人とのコミュニケーションの一環として楽しみたいですね。
参考資料
太田 彩子