ナチュラルな雰囲気でオシャレな宿根草は、ガーデニングでも人気の植物。素朴ながらも美しい花を咲かせるので、ナチュラルガーデンにもおススメです。

ひとたび植えれば翌年以降も開花するので、植え替えの手間が少ないにもかかわらず、毎年開花を楽しめるのは嬉しいポイントです。

そこで今回は、植えっぱなしでも毎年花が咲く、今年植えてみたい宿根草を参考価格とともに紹介します。さっそくみていきましょう。

1. 宿根草とは

多年草には、開花期以外も葉を落とさないタイプ、あるいは開花期以外は地上部が枯れてしまうタイプがありますが、特に後者のタイプを宿根草と呼びます。

開花期以外は、花はもちろんのこと、葉もなくなってしまうので寂しくなりますが、他の宿根草や多年草、一年草と組み合わせることによって、季節ごとにさまざまな雰囲気を楽しむことができます。

日陰でも育てられる種類もあるので、ガーデニング初心者もチャレンジしやすい植物です。枯れてしまっても休眠している可能性が高いので、開花期までそのままにして様子を見ましょう。

2. 【宿根草ガーデニング】今年こそ育ててみたい!おススメの宿根草7選

2.1 エキナセア

【エキナセア】Echinacea/キク科

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ハーブに分類されるエキナセアは、花の形がユニークな宿根草です。手間がかからず、長く植えっぱなしにしても毎年開花する丈夫な植物です。

冬になったら地上部を刈り込んでおき、夏は多湿に気をつけて育てましょう。※参考価格:400~600円前後(3号ポット苗)

2.2 オダマキ

【セイヨウオダマキ】Aquilegia/キンポウゲ科

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美しい花姿がオシャレなオダマキは、ナチュラルガーデンにぴったりの宿根草です。開花期は4~5月で、寒くなると枯れて冬越しします。

高温多湿に弱いので、直射日光を避けた涼しいところで管理しましょう。※参考価格:300〜800円前後(3号ポット苗)