2. 【2024年限定】子育て世帯が住宅取得で得られるメリット3選
ここでは、子育て世帯が住宅取得で得られるメリットを3つご紹介します。
2.1 住宅ローンの借り入れ限度額が据え置かれる
改正前は、2024年から住宅ローンの借入限度額が500〜1000万円引き下げられる予定でしたが、子育て世帯は2024年限定で据え置きとなりました。
対象者となる条件は、以下の通りです。
- 18歳以下の扶養家族がいる方
- 夫婦どちらかが40歳未満の夫婦
2024年1月1日から12月31日までに居住することが必要となり、一定の基準を満たした「認定住宅」などの新築が条件となります。
住宅取得を検討している方は、2024年限定で実施される制度を有効利用しましょう。
2.2 住宅ローン控除の床面積要件が緩和される
子育て世帯は、周辺環境の利便性が良い住宅を選ぶ方も多いでしょう。
そのため、駅近や商業施設が集約しているエリアに人気が高まります。
都市部などは狭小土地も多いことから、床面積の要件が50平方メートルから40平方メートルに緩和されます。
これにより、利便性が高い都市部でも新築住宅の取得が検討しやすいです。
ただし、合計所得が1000万円以下の世帯に限られるため、注意しましょう。
2.3 既存住宅のリフォームで最大25万円控除される
子育てをしやすくするためのリフォーム改修工事には最大25万円の軽減措置が講じられます。
新築だけでなく、リフォーム減税も拡充されるため、安心です。
例えば、以下のようなリフォームが推奨されています。
- リビングにいる子どもが視野に入るように対面キッチンにリフォームする
- 子どもが転倒しないための手すりの改修工事
子育てがしやすい改修工事等に適用されるため、子育てがしやすい住まいづくりが可能です。