2. 養育費の取り決めをしていないケースが多い

同調査結果によると、そもそも離婚の話し合いにおいて養育費の取り決めをしているケースは46.7%で、取り決めをしていないケースは51.2%となっています。

取り決めをしなかった理由として、以下のような回答があります。

  • 元夫と関わりたくない:50.8%
  • 元夫に支払う意思がないと思った:40.5%
  • 取り決めの交渉が面倒:19.4%
  • 元夫から身体的・精神的暴力を受けた:15.7%
  • 取り決めの話し合いがまとまらなかった:14.6%
  • 自分の収入だけで問題がない:7.3%
  • 現在交渉中または今後交渉予定:1.9%
  • 子どもを引き取った親が、養育費を負担すると思っていた:1.8%
  • 元夫に養育費を請求できることを知らなかった:0.8%

取り決めをしなかった理由としてさまざまなものがありますが、「相手と関わりたくない」、「元夫に支払う意志がないと思った」、「交渉が面倒」といった理由が多いです。

一方で、元夫から暴力行為を受けていたり、話し合いをしてもまとまらなかったりすることもあり、養育費をもらうことは簡単なことではないケースもあるようです。