5. 100%年金だけで生活している人は44%。今一度セカンドライフの見直しを

本記事では、60歳~89歳の「厚生年金・国民年金」平均額を1歳刻みで紹介していきました。

老後に受け取れる実際の受給額をみて「思っていたよりも少ない」と感じた方もいるのではないでしょうか。

実際に、厚生労働省の「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」の調べでは、半数以上の人が年金だけで生活できておらず、貯蓄を切り崩したり労働をしたりして生活費を補填しているのが現状です。

「老後は年金でなんとかなる」と考えている方は、今一度ご自身の年金受給額を確認し、年金だけで生活していけるだけの受給額を受け取れるのか事前に把握しておけると良いでしょう。

もし不十分である場合は、今のうちから老後資金の準備をしておくことで、将来の安心材料になり得るでしょう。

参考資料

太田 彩子