2017年のプリント配線板業界では、アップルのスマートフォン(スマホ)のメーンボード(メーン基板)に小型・高集積化を実現するMSAP(モディファイド・セミアディティブプロセス)技術が採用された。業界では大きなサプライチェーンの変更や技術革新が起こり、久々に盛り上がりを見せた。従来MSAPが適用されていた先端のアプリケーションプロセッサー(AP)やメモリー、モジュールなどの小型パッケージ基板とは異なり、大面積のメーン基板への展開により消費される部材(極薄電解銅箔、めっき薬品、ドライフィルムレジストなど)や装置(直接描画装置、検査装置など)の需要が一気に活気づいている。