2. 【30歳代・ひとり世帯】貯蓄保有世帯のみの平均と中央値はいくらか
次に、同調査より貯蓄保有世帯のみの貯蓄額について見ていきましょう。
2.1 【30歳代・ひとり世帯】の貯蓄100万円~200万円未満の割合
- 12.8%
2.2 【30歳代・ひとり世帯】の貯蓄200万円未満の割合
- 40.2%
2.3 【30歳代・ひとり世帯の貯蓄額】平均と中央値
- 平均:741万円
- 中央値:270万円
貯蓄保有世帯のみの貯蓄額をみると、貯蓄200万円未満は40.2%。
平均は700万円を超え、中央値は250万円を超えました。
3. 2024年は新NISAに挑戦を
これまで30歳代・ひとり世帯の「貯蓄100万円~200万円未満の割合」と平均・中央値を確認してきました。
まだまだ貯蓄を充分にできていないと感じる方は、先取り貯蓄を実践してみると良いでしょう。現代は、税的優遇制度のNISAやiDeCoなどを国が用意してくれており、初心者でも始めやすい環境は整っています。
資産運用は時間を味方につけることが鉄則と言われていますので、下記を参考にぜひ挑戦してみるのはいかがでしょうか。
※金額等は執筆時点での情報にもとづいています。
3.1 【ご参考】30歳代・ひとり世帯の貯蓄額一覧表(金融資産を保有していない世帯を含む)
- 金融資産非保有:32.4%
- 100万円未満:18.5%
- 100~200万円未満:8.6%
- 200~300万円未満:5.6%
- 300~400万円未満:5.2%
- 400~500万円未満:2.5%
- 500~700万円未満:7.1%
- 700~1000万円未満:3.7%
- 1000~1500万円未満:4.6%
- 1500~2000万円未満:3.7%
- 2000~3000万円未満:2.5%
- 3000万円以上:2.8%
参考資料
中沢 新