3. 【20歳代〜60歳代】平均貯蓄額はいくら?
「2024年から貯蓄や投資を始めたい」と思っている人も多いですが、目標金額を決めて貯蓄や投資をすることで計画的に実行しやすくなります。
目標金額の目安として、ご自身の年代の平均貯蓄額を参考にすると良いでしょう。
本章では、金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」より、20歳代〜60歳代の平均貯蓄額を紹介していきます。
3.1 【単身世帯】20歳代~60歳代の貯蓄額の平均と中央値
まずは、単身世帯の平均貯蓄額を見ていきましょう。
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、単身世帯の20歳代〜60歳代の平均貯蓄額は下記の結果となりました。
【年代:平均値・中央値】
- 20歳代:176万円・20万円
- 30歳代:494万円・75万円
- 40歳代:657万円・53万円
- 50歳代:1048万円・53万円
- 60歳代:1388万円・300万円
平均値は、極端に貯蓄額が多い人がいた場合に偏る傾向にあることから「実態に近い貯蓄額をみたい」という場合は、中央値を参考にすると良いでしょう。
中央値をみると、年代が上がるにつれて段階的に貯蓄額が増加していることがわかります。
おひとりさま世帯の場合、まずは中央値の貯蓄額を目標にし、余裕がある場合は平均値も目標金額の目安として検討できると良いでしょう。