1.1 関西の年収分布はどうなっているのか

関西全体の平均年収は398万円、関西6府県の1位は滋賀県で407万円でした。

では、年収分布はどのようになっているのでしょうか。

関西の年収分布を、以下の図でチェックしてみましょう。

関西では、年収300万~400万円未満の人が33.2%で最も多く、次いで年収300万円未満の人が24.3%で2番目に多い結果になりました。

年収400万円未満の人が、全体の57.5%と過半数を占めていることになります。

1.2 今の平均年収は過去よりも増えているの?2021年版のデータと比較してみた

過去のデータと比べると、今の全体の平均年収はどのくらい増減しているのでしょうか。

dodaが2020年9月から2021年8月の間に集めたデータを集計した資料で比較してみましょう。

関西6府県すべてで、全体の平均年収が増加していることが分かりました。

特に滋賀県と大阪府は+16万円で、大きく上昇しています。