1.1 世帯年収の分布割合

世帯年収 割合

  • 100万円未満 6.7%
  • 100万円以上200万円未満 13.0%
  • 200万円以上300万円未満 14.6%
  • 300万円以上400万円未満 12.7%
  • 400万円以上500万円未満 10.3%
  • 500万円以上600万円未満 8.4%
  • 600万円以上700万円未満 7.3%
  • 700万円以上800万円未満 6.2%
  • 800万円以上900万円未満 4.9%
  • 900万円以上1000万円未満 3.6%
  • 1000万円以上1100万円未満 3.1%
  • 1100万円以上1200万円未満 2.1%
  • 1200万円以上1300万円未満 1.7%
  • 1300万円以上1400万円未満 1.1%
  • 1400万円以上1500万円未満 1.0%
  • 1500万円以上1600万円未満 0.7%
  • 1600万円以上1700万円未満 0.5%
  • 1700万円以上1800万円未満 0.4%
  • 1800万円以上1900万円未満 0.3%
  • 1900万円以上2000万円未満 0.3%
  • 2000万円以上 1.4%

世帯年収が1000万円を超えている世帯の割合は12.6%です。年収1000万円を超えている世帯は、わずか8世帯に1世帯となります。やはり、「世帯年収1000万円」は高収入世帯です。

2. 「世帯年収1000万円」で貯金ができていない世帯はどれくらいあるのか

では、世帯年収1000万円の世帯は実際にどれくらい貯蓄ができているのでしょうか。

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査【二人以上世帯調査】令和4年調査結果」によると、世帯年収1000~1200万円未満の貯蓄額の分布は以下のとおりです。なお、貯蓄には預貯金のほかにも株式や投資信託、積立型保険、個人年金保険などを含みます。

2.1 世帯年収1000〜1200万円未満世帯の貯蓄額

貯蓄額 割合

  • 非保有 12.2%
  • 100万円未満 5.3%
  • 100~200万円未満 6.1%
  • 200~300万円未満 1.6%
  • 300~400万円未満 3.3%
  • 400~500万円未満 3.3%
  • 500~700万円未満 4.1%
  • 700~1000万円未満 9.8%
  • 1000~1500万円未満 13.1%
  • 1500~2000万円未満 5.7%
  • 2000~3000万円未満 9.8%
  • 3000万円以上 23.7%
  • 無回答 2.0%
  • 平均 2556万円
  • 中央値 1000万円

世帯年収1000~1200万円世帯の貯蓄の中央値は1000万円とやはり高いです。一方で、貯蓄が100万円未満の世帯も17.5%あります。

年収は多くても貯蓄ができていない世帯が意外と多いことに驚く人もいるかもしれません。