40歳代に入ると、それまでより一気に老後を身近に感じはじめるものでしょう。

おひとりさまだとそれまで貯蓄や老後などあまり考えていなかったけれど、徐々に考えはじめるという年代かもしれません。

たとえば老後を65歳からとする場合、40歳では残り25年間です。

ただあと25年間あると思っても、老後資金のように大金になる場合には、長い年月を立てて積み立てていく必要があります。

何もしないままでは、あっという間に年月のみが経ってしまいがち。早くから貯蓄計画を立てて実践することが大切です。

貯蓄額の目標を立てる際に目安となるのが、同年代の貯蓄額でしょう。

自分と同年代の周囲がどれくらい貯蓄を保有しているかを知ることで、具体的な貯蓄の目標金額を決めやすくなります。

今回は金融広報中央委員会の資料をもとに、40歳代・単身世帯の貯蓄額をみていきます。