「献血の記念品」がX上で話題になっています。
投稿したのは、Xユーザーの@LION_IPtechさん。
当ポストは2023年12月28日時点で5万件を超えるいいねを集めており、「こんなん貰えるんや」「これは偉業」「みんな献血に行け」と多くの反響が寄せられています。後半では、献血事業の財政について紹介します。
※投稿写真は【写真2枚】をご参照ください
※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております
1. 献血に70回行くともらえる記念品
「献血70回行くと貰えるアレです」というコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。
そこに収められていたのは、「銀色有功章」と書かれた「日本赤十字社」からの記念品。箱の中には美しいガラスのグラスが入っています。
献血をするとお菓子やジュースがもらえることはよく知られていますが、献血に何度も協力することでこんな素敵な記念品までもらえるとは…。
2. 献血回数10回からもらえる記念品
「日本赤十字社」では、継続的に献血に協力した人に向けて記念品の贈呈を行っています。
記念品は献血10回、30回、50回、70回、100回に到達した人にそれぞれ贈られ、10回、30回、50回の際はガラス器や有田焼小皿など4つのアイテムからの選択制。
70回、100回に到達した際には、それぞれ色の異なるガラス杯が贈られます。@LION_IPtechさんが受け取ったのもこのガラス杯のようですね。
3. 16年かけて76回の献血を達成
大きな話題を呼んだ「献血の記念品」。投稿主の@LION_IPtechさんにお話を伺いました。
――@LION_IPtechさんが献血に行き始めたきっかけをお教えください
母も献血を30回以上していたのですが、その時の話を聞いており、献血できる年齢になったらやってみたいなと思っていたのがきっかけです。当初は母の回数を超えるのが目標でした。
――どれくらいの期間をかけて、76回献血をしたのでしょうか
初めて献血に行ったのが2007年なので、16年かけたことになります。
ただ、定期的に通うようになったのは社会人になってからで、ここ数年は月に1回程度献血をしています。
――グラスを渡された時の心境をお教えください
想像よりずっと重厚感があり、素晴らしい作品だなと感じました。また、写真には載せておりませんでしたが、ガラス杯の作者(多田美波さん)の言葉が書かれたカードも入っており、そちらの言葉も合わせて読むと、献血をしてきてよかったなと感じました。
献血70回行くと貰えるアレです pic.twitter.com/7qG2cyCTqJ
— らいおん𝕏 (@LION_IPtech) December 23, 2023
4. 献血事業の収入と支出について
ここからは、献血事業の収入総額と支出総額について紹介します。
献血血液が輸血を必要とする患者のもとへ届けられるまでには、献血会場(献血ルーム、献血バスなど)の設備、献血に使用する採血針や血液バッグなどの器具、血液の検査・製品化、医療機関への供給など多くの費用がかかります。
2022年の収入総額は、約1659億円。そのうちの88.4%(約1467億円)は、輸血用血液製剤が占めています。支出総額は、約1637億円。献血推進・受入、採血業務、検査業務など、さまざまな出費がかかるそう。
5. 患者が安心して輸血を受けられるように
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「献血の記念品」を紹介しました。
@LION_IPtechさんは記念品の投稿と併せて「冬場は特に血液在庫が不足するため、協力をお願いいたします」と献血への呼びかけも行いました。
体重制限で献血を断られた経験がある人も、成分採血なら可能な場合が多いようです。
献血は、3日以内に出血を伴う歯科治療をした方や、4週間以内に海外から帰国した方、1カ月以内にピアスの穴をあけた方などは「ご遠慮ください」とアナウンスされています。興味がある方は事前にチェックしてみてはいかがでしょうか。
参考資料
小野田 裕太