3. 銀行で投資信託を買うメリットとは?
「銀行で投資信託を買うな!」と言われている一方で、実際に銀行で投資信託を保有する人はたくさんいることが分かりました。
では、銀行で投資信託を買うメリットにはどういうものがあるのでしょうか?
3.1 窓口で相談できる
銀行で投資信託を買うメリットの1つ目は、窓口で相談できることです。
本数こそ証券会社やネット証券には負けるものの、100本以上ある中から投資する銘柄を選ばなければいけません。
人気ランキングや運用実績ランキングなど、銘柄選びに際していろいろなヒントがありますが、重要なのは自分の意向に合っているかどうかです。
運用実績が良くても、日々の値動きが大きく安心して運用を続けられないということになっては元も子もありません。
また、運用期間中に不安になったときや、運用成績を知りたいときなど、銀行窓口で購入していれば担当者に相談することもできるでしょう。
3.2 定期預金の金利上乗せプランを利用できる
投資信託の申込みとセットで定期預金をすれば、金利が上乗せされるプランを用意している銀行もあります。
銀行によってルールはさまざまありますが、インターネットバンキングで購入した投資信託は対象外となるケースが多いようです。
4. ネットバンキングで手続きをすれば手数料を抑えられる
窓口で担当者に相談をして、購入手続きはネットバンキングで行う方法もあります。
投資信託の購入手数料は、銀行窓口で購入するより、ネットバンキングを利用した方が安くなるケースがほとんどです。
キャンペーン期間中には、キャッシュバックやギフトカードプレゼントなどで手数料の一部が還元される場合も。
銀行で投資信託を買う場合には、少しでも手数料を抑えられないか調べてみると良いでしょう。
5. 結論「銀行で投資信託を買うな!」は人による
「銀行で投資信託を買うな!」という意見をお持ちの人もいますが、結論としては「人による」と言えるでしょう。
リスクや注意点を十分に理解し、銘柄選びや運用実績の確認などを自分でできる場合は、手数料や利便性を重視してネット証券を。
これらが不安な場合、銀行あるいは証券会社で担当者に相談しながら手続きを進めていくのが良いかもしれません。
参考資料
和田 直子