1.5 5.需要が少ない
着物は全体的に見ると、残念ながら需要が少ないジャンル。
振袖や喪服は、高級な着物が多いものの需要が少ないために購入時の価格と比較してずっと安い買取額になってしまいます。
振袖は毎年需要があるものの、その年のトレンドを意識したものが人気。柄だけでなく、お大振り、中振りなども重要です。
流行の振袖がレンタルできることもあり、わざわざ中古の振袖を選ぶ若者は多くありません。
喪服もまた、なんとなく中古品を避ける人が多いため、買取不可の業者もあります。
留袖などは、家紋入りが多いこともあり、中古市場では人気があるとは言えません。
訪問着などは人気があるため作家ものなどの高級訪問着は需要が高め。他の高級着物と比較すると、買取額も期待できるでしょう。
1.6 6.査定員に足元を見られている
着物の価値は、知識がない人にはわかりにくいもの。査定員の足元を見られ査定額を低く見積もられている可能性もあります。
譲り受けた着物やあまり着物に興味がないと、相場より安い査定額になっても気が付きにくいのが現実です。
1.7 7.査定員に十分な知識がない
また、反対に査定員に知識がないために安い価格で買取されてしまうこともあります。
着物の買取経験と知識が豊富な買取業者を選ぶとともに、自分でも相場を調べてみたり、複数社に査定依頼をしてみたりすることをおすすめします。