3. 40・50歳代「おひとりさま世帯」が知っておきたい老後の家計収支
現在、年金暮らしを送るおひとりさまシニアの暮らしぶりを知っておくことで、老後をイメージしやすくなるかもしれません。
どれくらいの収入で、毎月の生活費はどれくらいかかるのか。統計データより見てみましょう。
【収入】13万4915円
- 社会保障給付(年金):12万1496円
- その他:1万3419円
【支出】15万5495円
- 食費:3万7485円
- 住居:1万2746円
- 光熱・水道:1万4704円
- 家具・家事用品:5956円
- 被服及び履物:3150円
- 保健医療:8128円
- 交通・通信:1万4625円
- 教養娯楽:1万4473円
- その他:3万1872円
- 非消費支出(直接税・社会保険料):1万2356円
毎月「13万4915円」の収入に対して支出が「15万5495円」。2万580円の赤字です。
老後は生活費のダウンサイジングが必要となりますが、その上で生活費がどれくらいかかるのをイメージしておくと良いでしょう。
4. 時間を味方に、早いうちから資産を育てるイメージを!
理想のセカンドライフ・スタイルも人によってさまざまです。
おひとりさま生活を楽しみながらも、老後生活で困らないためには、早いうちから資金を増やすための対策を検討しておきましょう。
早ければ早いほど資金を貯める期間を長く確保できるので、安心できる老後生活を迎えられる可能性は高まります。
自身の場合はどのくらいのお金がかかるのかを把握したうえで、自分に合った方法をこの機会に見つけてみるのもいいでしょう。
参考資料
笹村 夏来