昨今、貴金属を売るつもりはなかったのに、別の物を出張買取依頼したら「押し買い」にあった話をよく聞きます。
特に大掃除は不用品回収業者や買取業者を利用する人が増える季節。使い慣れていない人ほど、トラブルに見舞われるリスクがあります。
そこで今回は、貴金属を売る以外の場合でも注意したいケースを紹介します。
1. 押し買いが狙われやすいジャンル1:着物買取
国民生活センターに、「不用品や和服の買い取りのはずが貴金属を買い取られた」といった相談が寄せられています。
着物の買取を希望している人は多く、出張買取を利用する人も少なくありません。理由は「重い」「高齢で持ち出しができない」などさまざまです。
出張買取は査定士を家に呼んで、買取ってもらうサービスです。多くの場合に搬出までしてもらえます。
便利なサービスですが、着物の出張買取を依頼した際に、希望していない貴金属を買い取られたという相談が増えています。
着物買取を利用する人はシニアに多く、比較的裕福な家庭が多いため目をつけられているようです。
着物以外に買取希望がない場合は、はっきり断ることが大事です。