2023年10月18日、観光庁が訪日外国人の消費動向調査として「2023年7~9月期の全国調査結果(1次速報)の概要」を発表しました。

今回はその中からフィリピンの訪日観光客にフォーカスを当てて、消費動向をチェックしてみましょう。

【インバウンド】旅行消費額が12位のフィリピン

2023年7~9月期の訪日外国人の旅行消費額は、1兆3904億円(2019年同期比17.7%増)と推計。国籍・地域別では、中国が2827億円(構成比20.3%)と最も大きい消費額になりました。

その後は台湾2046億円(同14.7%)、韓国1955億円(同14.1%)、米国1439億円(同10.4%)と続き、東アジア圏の訪日外国人の消費が大きいことが分かりますが、12位にはフィリピン221億円(同1.6%)が入りました。

各国の訪日外国人旅行消費額と構成比

  • 1位:中国2827億円(20.3%)
  • 2位:台湾2046億円(14.7%)
  • 3位:韓国1955億円(14.1%)
  • 4位:米国1439億円(10.4%)
  • 5位:香港1342億円(9.7%)
  • 6位:オーストラリア407億円(2.9%)
  • 7位:カナダ302億円(2.2%)
  • 8位:フランス283億円(2.0%)
  • 9位:英国264億円(1.9%)
  • 10位:ベトナム262億円(1.9%)
  • 11位:タイ241億円(1.7%)
  • 12位:フィリピン221億円(1.6%)
  • 13位:シンガポール215億円(1.5%)
  • 14位:イタリア180億円(1.3%)
  • 同14位:ドイツ180億円(1.3%)
  • 16位:インドネシア164億円(1.2%)
  • 17位:スペイン152億円(1.1%)
  • 18位:マレーシア138億円(1.0%)
  • 19位:インド86億円(0.6%)
  • その他1170億円(8.4%)