2. 介護費用はケースバイケース
いうまでもなく、介護にかかるお金には個人差があります。
在宅介護の場合は、家族と同居か別居かによっても変わってくるでしょう。介護施設に入所する場合、民間施設(有料老人ホームなど)を選ぶと入居一時金として数百万円が必要となるケースは珍しくありません。
また、認知症が進んでいたり、医療依存度が高い人の場合は、受け入れ先の施設が限られ、費用も高額になる可能性も。
公的施設の代表格である特別養護老人ホーム(特養)は、費用の安さが魅力ですが、その分入所待機者が多く、すぐには入れないことが多いです。また、利用費は本人世帯の収入だけではなく、保有する資産額(預貯金など)によって変わることを知っておきましょう。
次では、生命保険文化センターの資料より、平均的な介護費用・期間に関するデータを見ていきます。