【インバウンド】1人当たりの旅行支出は?
全国籍・地域の訪日外国人(一般客)1人当たりの旅行支出は21万1000円と推計。国籍・地域別に見ると、米国は29万1537円と高めで、2019年比で46.7%増という結果になりました。
また、米国人の旅行者数は49.4万人ですが、米国人の消費額(1人当たりの旅行支出✕米国人の旅行者数)は1439億円と高い数値を出しています。
米国人の平均泊数は12.8日で、1人当たりの総額は29万1537円。宿泊費12万3531円、飲食費6万4265円、買物代4万8328円、交通費4万0664円、娯楽等サービス費1万4702円、その他47円となりました。
米国人の1人当たりの旅行支出
- 宿泊費:12万3531円
- 飲食費:6万4265円
- 買物代:4万8328円
- 交通費:4万0664円
- 娯楽等サービス費:1万4702円
- その他:47円
- 総額:29万1537円
【インバウンド】米国は今後も増加の見通し
今回は、2023年7~9月期の全国調査結果から米国の消費動向についてご紹介しました。
米国は、旅行者数は少ないものの、消費額は高い数値が出ており、特に宿泊費を消費していることが分かりました。渡航の規制緩和もコロナ禍前に戻っているため、今後はさらに米国からの訪日観光客が増加していきそうです。
参考資料
成瀬 亜希子