3. まとめにかえて

ここまで、給与所得者全体における、一定の年収幅の比率についてみていきました。

今回取り上げた、年収400万円超~500万円以下の「女性給与所得者」の人数は261万2000人。これは女性給与所得者全体の12.1%を占め、その上位26.7%に含まれる層です。

給与所得者全体の平均年収、そして過去の推移についても俯瞰し、過去8年の時間軸では、年収は約9%上昇していることが確認できました。

しかし、昨今の物価高を凌げる程、平均年収は大きく増えていないのではないでしょうか。

今後、政府の政策としてどのようなアクションが出てくるのか、今後もぜひ注目していきたいところです。

参考資料

LIMO編集部