1. 70歳代「貯蓄2000万円以上」二人以上の世帯はどれくらい?平均と中央値の差とは
今回は金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和4年)」より、70歳代の貯蓄を確認します。
1.1 70歳代・二人以上世帯の貯蓄(平均と中央値)
70歳代・二人以上世帯では、平均ではおしかったものの、中央値とともに貯蓄2000万円を超えませんでした。
2000万円以上保有している世帯は28.3%と全体の約3割。およそ3~4世帯に1世帯であり、少数派といえます。
平均と、より実態に近い中央値では1000万円以上の差があります。
円グラフをみると1000万円以下という世帯も多いことがわかります。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。