2024年1月にスタートする新NISAが従来のNISAより使いやすく分かりやすくなったことで、新規で証券口座を開設しようとする人が増えています。そんな中、若い世代からの支持を集めているのがPayPay証券です。直近8ヶ月で口座数は1.5倍以上になり、2023年11月末時点で80万口座を超えました。
日本証券業協会が発表している「インターネット取引に関する調査結果(2023年3月末)」によると、インターネット取引口座の年代別口座数比率は現役世代(20~50代)が67.0%となっています。一方、PayPayは現役世代が90.6%で、特に20代は22.8%と日本証券業協会調査の3倍以上という高い値を示しています。
1. 【PayPay証券】投資初心者にやさしいUI/UXを提供
2023年12月12日に開催されたPayPay資産運用説明会で、PayPay証券の番所健児社長は2022年末に新NISAの最終案が発表されたとき、非常に驚いたと語りました。「以前に発表されていた内容は現行制度のマイナーチェンジだったが、最終案は働いているすべての人をカバーできる制度になっていた」とのことです。
PayPay証券は「はじめての資産運用はPayPay証券」とストレートに初心者・投資未経験者にメッセージを発信しています。そのため、こだわっているのは簡単に使い始めてもらうためのさまざまな工夫です。たとえば、UI/UXは若者に使い馴染みのある決済アプリ「PayPay」を意識。店頭で決済するように手軽に金融商品が購入することができます。
また、「長期・分散・積立」に割り切った便利な機能を充実されたり、銘柄を厳選して提供したりすることで、資産運用に怖さを感じている初心者が安心感を持ってもらえるよう設計しています。PayPayポイントと連携するなど、独自のお得さがあるのも魅力です。