1.1 後悔ポイント1:玄関にシューズクロークを設ければ良かった

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夫婦はまず、もう少し広かったら検討したかった間取りとして「シューズクローク」を挙げました。

玄関が狭いとすぐにモノが溢れてしまいがちです。

靴だけでなく、濡れた傘やベビーカー、ゴルフバック、アウトドアグッズなど屋外で使用するものを収納することができるシューズクロークが玄関の近くにあると、急な来客があっても玄関をスッキリと見せることができます。

また土などの汚れがついたものを家の中に持ち込まずにすむのも、シューズクロークのメリットです。

したがって近年の住宅には玄関近くにシューズクロークを設けることが多くなりました。

一方では収納したいものが多くなるほどその分のスペースを確保する必要があるため、建築コストがかさんでしまいます。

また家の面積に制限がある場合には、シューズクロークを設けること自体を躊躇してしまうこともあるでしょう。

そのためシューズクロークを設ける場合には、事前にどんな用途で使用してどんなものを収納するのかを良く考えておくことが大切です。

そして建築コストとの兼ね合いもあるので、「とりあえず玄関近くには屋外で使用するものを収納するスペースを設けておこう」といった安易な考えで設置してしまうと、かえってものを詰め込み過ぎて、費用をかけた割に使いにくくなってしまうことがあります。