4. 65歳以上の老後生活のためにキャリア形成・健康維持・資産形成を
先の見えない物価高や社会情勢による家計への影響、また人生100年時代ということを考えると、できるだけ長く働くというのは老後資金対策でも重要といえます。
60歳代でも働き続けられるように、若い頃から長い目で見たキャリアプランを立てることは大切でしょう。
一方で、人間いつ働けなくなるかはわかりません。
健康を維持するとともに、万が一に備えて、お金に働いてもらうための資産形成をするのも一つです。
2024年からは新NISAが始まる予定です。
投資にはリスクがありますが、運用益に約2割かかる税金が非課税になるNISA制度は、投資初心者も利用しやすいでしょう。
他にも個人年金保険やiDeCoなどを利用して、お金に働いてもらう資産形成を取り入れるのも老後資金対策として考えておきたいところです。
あわせて、生活のダウンサイジングを子どもが巣立つ50歳代からはじめることも重要です。
長いであろう老後生活に向けて今からできることを、これを機に考えてみてくださいね。
参考資料
宮野 茉莉子
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)