4. 65歳以上の老後生活のためにキャリア形成・健康維持・資産形成を
先の見えない物価高や社会情勢による家計への影響、また人生100年時代ということを考えると、できるだけ長く働くというのは老後資金対策でも重要といえます。
60歳代でも働き続けられるように、若い頃から長い目で見たキャリアプランを立てることは大切でしょう。
一方で、人間いつ働けなくなるかはわかりません。
健康を維持するとともに、万が一に備えて、お金に働いてもらうための資産形成をするのも一つです。
2024年からは新NISAが始まる予定です。
投資にはリスクがありますが、運用益に約2割かかる税金が非課税になるNISA制度は、投資初心者も利用しやすいでしょう。
他にも個人年金保険やiDeCoなどを利用して、お金に働いてもらう資産形成を取り入れるのも老後資金対策として考えておきたいところです。
あわせて、生活のダウンサイジングを子どもが巣立つ50歳代からはじめることも重要です。
長いであろう老後生活に向けて今からできることを、これを機に考えてみてくださいね。
参考資料
宮野 茉莉子