2.1 プロからのアドバイス
子どもがいる家庭では、トイレを2つ設置するのが常識だと考える方は多いでしょう。
しかし、トイレの数を1つにするか2つにするかは、子どもの年齢で判断するのもおすすめです。
子ども部屋が2階にある場合、子どもが大きくなれば自分の部屋にいる時間も長くなるでしょう。
そのため、子ども部屋を使用し始める小学生高学年以上の子どもがいれば、トイレは2つある方が良いです。
一方、子どもがまだ子ども部屋を使用しないうちは、トイレ自体は1つで十分です。
設置費用を抑えられたり、掃除の時間も節約できます。
将来的に2階にトイレを設置する予定があれば、トイレのスペースと配管工事だけを済ませておくとトイレ設置が楽です。
3. 注文住宅の後悔ポイント3:オール電化で後悔
体験談
- 「光熱費を一本化できるオール電化にしたのですが、電気代が値上がりしてしまったので光熱費が高くなってしまいました」/東京都40歳代
3.1 プロからのアドバイス
オール電化には、メリットとデメリットがあります。
電気代が安い夜の時間帯にお湯を沸かすことで、電気代の節約ができます。
また火を使わないため火災の心配がなく、小さなお子さんや高齢者の方がいる場合は安心です。
それぞれの生活スタイルに合わせてオール電化を検討することが、大切になります。
4. 注文住宅の常識にとらわれすぎない
実際に家を建てた知り合いや、インターネットなどの情報で「トイレは絶対2つ必要」「オール電化が絶対にお得」というのが常識になっている方も多いかもしれません。
しかし、設備が必要かどうかは、それぞれの生活スタイルによって変わります。
世間の常識だけで設備を選んでしまうと「この設備は必要なかった…」と後悔することにもなりかねません。
注文住宅を建てる際には、住宅メーカーとしっかりと話し合いながら、今回の体験談を参考にしてみてください。
参考資料
岩井 佑樹