2018年1月15日、日本工作機械工業会は2017年12月の工作機械受注総額(速報値)が、前年同月比48.3%増の1,658億円6,400万円だったと発表した。前月比では+4.6%増となり単月として過去最高を更新した。
また、前年同月の実績を上回るのは13カ月連続。工作機械業界の好不況の判断基準とされる1,000億円の大台は14ヵ月連続で超えた。
これにより、2017年の年間累計額は、1兆6,455億円、前年比での伸び率は31.6%増となり、2007年の過去最高額、1兆5,899億円を10年ぶりに上回った。
内訳は内需が6,293億円で同+18.6%増、一方、外需は1兆161億円で同+41.2%増であった。
今後は、好調な受注が継続するかどうかに加え、部品不足や生産キャパの制約を乗り越えて、積み上がった受注残を順調に売上に結び付けられるかを注視していきたい。
LIMO編集部
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