つるバラの誘引のコツ
誘引は枝がやわらかい間におこなう
バラの誘引は株に負担がかかるため、休眠期の冬におこないます。ただ、真冬になると枝が硬くなって、誘引している際にポッキリと枝が折れてしまうことも。
そこで誘引は枝がやわらかい12~1月前半に済ませましょう。しなやかに曲がるので、多少無理な角度で誘引しても大丈夫です。
できるだけ水平に伸ばす
バラは枝の先端に花芽ができるという性質があります。枝を水平に伸ばすとそれぞれの節目が同じ高さになり、開花数を増やすのに効果的です。
上に伸びている枝を横に寝かせるのはかなり大変な作業。
強い力でいきなり曲げず、徐々に水平になるように優しく扱ってあげましょう。
古い枝の隣に新しい枝を配置する
枝は等間隔に並ぶように誘引します。間隔が狭すぎると葉が重なり合い、広すぎると間延びした印象に。古い枝と新しい枝が交互になるように配置するのがオススメです。
古くて太い枝からは新芽が出にくく、花数も少なめ。
古い枝の横に新しい枝を並べると、全体的にバランスよく花が咲き、ぽっかりと空間ができる心配もありません。