インフレによって商品・サービスの値段が上がり続けています。

日々の値段チェックが重要になりつつありますよね。

そこで本記事では1年前に比べて鶏卵が最も値上がりした都市ランキングを紹介します(対象は都道府県庁所在市および人口15万人以上の市)。

あわせて年間の鶏卵支出額がどれくらい伸びたのかも解説します。

最後にインフレから資産を防衛する手段も紹介するので、お金のやりくりを効率化したい方はぜひ参考にしてください。

※本記事における鶏卵の値段は総務省「小売物価統計」に基づきます(白色卵,パック詰(10個入り),サイズ混合,〔卵重〕「MS52g~LL76g未満」,「MS52g~L70g未満」又は「M58g~L70g未満」1パック)

1. 鶏卵が1年前に比べて最も値上がりした都市は松本市の+116円

2023年10月時点、1年前(2022年10月)と比べて鶏卵が最も値上がりした都市TOP10は以下の通りです。

1.1 <鶏卵が最も値上がりした都市TOP10>

※前年からの価格の変動幅(2023年10月時点の小売価格)

  1. 松本市 +116円(322円)
  2. 函館市 +106円(314円)
  3. 那覇市 +104円(343円)
  4. 福井市 +102円(319円)
  5. 盛岡市 +99円(336円)
  6. 札幌市 +97円(306円)
  7. 東大阪市 +97円(313円)
  8. 鹿児島市 +92円(300円)
  9. 熊本市 +90円(311円)
  10. 佐賀市 +89円(316円)

鶏卵が1年前に比べて最も値上がりした都市は松本市(+116円)でした。

2. 鶏卵が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は熊谷市の+1円

鶏卵が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市TOP10は以下の通りです。

2.1 鶏卵が最も値上がりしなかった都市TOP10

※前年からの価格の変動幅(2023年10月時点の小売価格)

  1. 熊谷市 +1円(215円)
  2. 鳥取市 +28円(286円)
  3. 岡崎市 +29円(319円)
  4. 川口市 +40円(289円)
  5. 八王子市 +41円(306円)
  6. 横須賀市 +41円(287円)
  7. 大津市 +43円(306円)
  8. 高松市 +46円(291円)
  9. 岐阜市 +48円(284円)
  10. さいたま市 +49円(292円)
  11. 浦安市 +49円(325円)
  12. 浜松市 +49円(293円)

鶏卵が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は熊谷市(+1円)でした。

なお、全都市の小売価格の平均は303円(2023年10月時点)、前年同月比では+29%となっています(いずれも小数点第一位を四捨五入)。