2.リビングの日当たりに後悔

fizkes/shutterstock.com

ご夫婦のコメント

「日当たりが良い部屋にしたかったため、リビングの南向きの部分は窓を多めに作ってもらいました。しかし、窓が多すぎて日当たりが良すぎてしまい、夏になると暑すぎてエアコン代がかなりかかります」

プロからのアドバイス

間取りを決める際には、南側からの日当たりを良くするために大きな窓を設置しがちです。

しかし窓が大きすぎると、強い日差しの影響で部屋の温度が上昇しエアコン代もかかります。

そのため、南側の窓には以下のような対策を行いましょう。

  • Low-Eガラスを使用する

効果:太陽光を遮断するためのフィルムがついており、熱をカットする役割がある

  • 庇(ひさし)を使用する

効果:直射日光がカットできる

  • 緑のカーテンを育てる

効果:「つる性の植物」をカーテン状に育てて、窓の外側に設置することで日差しを抑える

3.風通しの悪さに後悔

T.TATSU/shutterstock.com

ご夫婦のコメント

「洗面所に風が入ってこないため、常にむしむししています。窓をもう少し大きめにするか、エアコンを初めから設置してもらえばよかったと後悔しています」

プロからのアドバイス

風通しを良くするためのコツは、ずばり「風の入口」と「風の出口」を作ることです。

とはいえ、間取りによっては風の入口と出口を設置できないケースもあります。

そんな時におすすめなのが「換気扇」の利用です。

洗面所やお風呂の換気扇をまわしながら窓を開けておくと、空気が循環します。

室内の換気がスムーズにできるため、ぜひ試してみましょう。