2018年1月9日、NTTドコモ(9437)は、カーシェア時代におけるクルマの使い方に関する意識調査の結果を発表した。

今回の調査では、利用者の4割以上がカーシェアを移動以外の用途で使いたい、カーシェアの移動以外の利用用途1位は「仮眠」、カーシェア利用者は非利用者よりも10%以上が休日や趣味の充実を実感している、カーシェアの利用時間は1時間以内が2割、3時間以内が6割と、短時間利用の傾向にある、カーシェアを利用しない理由トップ3は「公共交通機関で充分だから」「月額の基本料金がかかる」「使い方がよくわからない」、などであることが明らかになった。

ちなみに、移動以外に「実際に利用した事がある用途」では、「仮眠」に次いで「友人・家族との電話」「仕事上の電話」となっており、「利用してみたい用途」では、「音楽鑑賞・オーディオルーム」「カラオケ」などがあった。また、その他の自由回答では「授乳」などユニークな回答もあった。

NTTドコモは、月額利用料が無料で、カーシェアリング事業者やレンタカー事業者及び個人が所有する車の中から、用途や場所、利用日にあわせてクルマを選択できる新たなサービス「dカーシェア)」を展開している。

移動以外の多岐にわたるニーズを獲得することで、カーシェア事業を成長事業としていくことができるかを注目していきたい。

[調査概要]
 調査エリア:首都圏/調査期間:2017年11月22日~11月24日/調査実施機関:楽天リサーチ株式会社
 調査対象:20歳~69歳の運転免許所有かつ自動車を所有していないカーシェア利用経験者 男女400名

LIMO編集部