インフレによって商品・サービスの値段が上がり続けています。
日々の値段チェックが重要になりつつありますよね。
そこで本記事では1年前に比べてカレーパンが最も値上がりした都市ランキングを紹介します(対象は都道府県庁所在市および人口15万人以上の市)。
あわせて年間のカレーパン支出額がどれくらい伸びたのかも解説します。
最後にインフレから資産を防衛する手段も紹介するので、お金のやりくりを効率化したい方はぜひ参考にしてください。
※本記事におけるカレーパンの値段は総務省「小売物価統計」に基づきます(揚げパン,普通品100g)
1. カレーパンが1年前に比べて最も値上がりした都市は徳島市の+29円
2023年10月時点、1年前(2022年10月)と比べてカレーパンが最も値上がりした都市TOP10は以下の通りです。
1.1 <カレーパンが最も値上がりした都市TOP10>
※前年からの価格の変動幅(2023年10月時点の小売価格)
- 徳島市 +29円(135円)
- 熊本市 +23円(118円)
- 札幌市 +22円(135円)
- 浦安市 +21円(133円)
- 佐賀市 +21円(128円)
- 郡山市 +20円(123円)
- 松本市 +20円(125円)
- 福岡市 +20円(127円)
- 大分市 +20円(128円)
- 宮崎市 +20円(139円)
カレーパンが1年前に比べて最も値上がりした都市は徳島市(+29円)でした。
2. カレーパンが1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は青森市の▲5円
カレーパンが1年前に比べて最も値上がりしなかった都市TOP10は以下の通りです。
2.1 カレーパンが最も値上がりしなかった都市TOP10
※前年からの価格の変動幅(2023年10月時点の小売価格)
- 青森市 ▲5円(108円)
- 津市 ▲4円(120円)
- 川崎市 ▲3円(118円)
- 佐世保市 ▲1円(144円)
- 今治市 +0円(154円)
- 松山市 +1円(106円)
- 富士市 +2円(95円)
- 姫路市 +2円(106円)
- 宇都宮市 +3円(117円)
- 千葉市 +4円(119円)
- 八王子市 +4円(109円)
- 名古屋市 +4円(115円)
カレーパンが1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は青森市(▲5円)でした。
なお、全都市の小売価格の平均は122円(2023年10月時点)、前年同月比では+10%となっています(いずれも小数点第一位を四捨五入)。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム コンテンツ編成本部
記者/物価・外国為替・企業分析担当
早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。株式会社セガゲームス(現セガ)にてゲームプランナーとして勤務したのち、2018年よりWebメディアの編集者として経済・法務などの領域で記事を執筆・編集している。2022年12月より株式会社ナビゲータープラットフォーム所属。2023年11月現在は総務省や厚生労働省が発表する政府統計を「わかりやすく」「グラフィカル」に読者へ届けることをモットーにLIMOの記事制作を行っている。石川県金沢市在住。
監修者
1991年生まれ。新潟県新潟市出身。2022年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォームに入社し、現在はメディア事業部・メディアグロース企画推進室マネージャー。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」を中心に、多くの読者の方に幅広いコンテンツを届けるための戦略立案に従事している。
それ以前は、LIMO編集部にてアシスタント・コンテンツマネージャー(ACM)として従事。第一報として報道されるニュースを深堀りし、読者の方が企業財務や金融に対する知的好奇心を満たしたり、客観的データや事実に基づく判断を身に付けられたりできる内容の記事を積極的に発信していた。
入社以前は、株式会社フィスコにて客員アナリストとして約20社を担当し、アナリストレポートを多数執筆。また、営業担当として、IRツール(アナリストレポート、統合報告書、ESGレポートなど)やバーチャル株主総会サービス、株主優待電子化サービスなどもセールス。加えて、財務アドバイザーとしてM&Aや資金調達を提案したほか、上場企業向けにIR全般にわたるコンサルティングも提供。財務アドバイザリーファームからの業務委託で、数千万~数十億円規模の資金調達支援も多数経験。
株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)、オリックス株式会社でも勤務し、中小・中堅企業向け融資を中心に幅広い金融サービスを営業した。株式会社DZHフィナンシャルリサーチでは、日本株アナリストとして上場企業の決算やM&A、資金調達などのニュースと、それを受けた株価の値動きに関する情報・分析を配信。IPOする企業の事業・財務を分析し、初値の予想などに関するレポートを執筆。ロンドン証券取引所傘下のリフィニティブ向けに、週間・月間レポートで、日本株パートを執筆。経済情報番組「日経CNBC」にて毎月電話出演し、相場や株価の状況も解説していた。
新潟県立新津高等学校を経て、2013年に慶応義塾大学商学部を卒業。学部では、岡本大輔研究会にて企業評価論、計量経営学を専攻していた。
最終更新日:2023/11/03