家計の把握から始めよう
貯金と投資での資産評価額の差をシミュレーションしましたが、そもそも貯金や投資に回せるお金がない人もいると思います。
そのような人は、まず家計の把握から始めましょう。毎月いくらのお金が入ってきて、いくらのお金が出ていっているのか、何にどれくらいお金を使っているのかを明確にしてみてください。
意外なところに多額のお金を使っていることに気づいたり、もっと支出を抑えられるところを見つけられるかもしれません。
家計簿をつけて家計を改善し、残ったお金で貯金や投資を始めましょう。
参考資料
苛原 寛
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、フリーランスとして保険や投資、税金などのお金に関する記事の執筆や個別相談・ライフプランニングの作成・実行支援を行っている。