日本とイタリアの「人口100人当たりの自動車保有台数」を比較

出所:総務省統計局『世界の統計2023』を参考に筆者作成

まずは両国の自動車保有台数の推移から。

日本の自動車保有数を見てみると、2000年・7264万台、2010年・7536万台、2019年・7841万台と徐々に増加。乗用車は6214万台で、トラック・バスは1627万台となっています。

イタリアは、2000年・3616万台、2010年・4165万台、2019年・4483万台となり、日本の方が3000万台以上多いことが判明。

しかし、肝心の「人口100人当たりの自動車保有台数」は日本が62.3台。一方のイタリアは、75.1台で日本よりも10台以上多く保有しています。

人口100人当たりの自動車保有台数の世界トップ11

出所:総務省統計局『世界の統計2023』を参考に筆者作成

続いて人口100人当たりの自動車保有台数の世界トップ11を見てみます。

1位となったアメリカは、100人当たり85.8台所有しています。自動車保有台数についても2億8688万台でトップに君臨。

2位はニュージーランドの85.7人。日本の約4分の3の面積を有する国ですが、人口は約504万人となっています。

3位にイタリアの75.1人、4位オーストラリアの74.6人、5位ポーランドの74.4人で、62.3人の日本は11位となりました。