日に日に寒くなり、秋が一瞬で終わってしまったように感じます。
気づけば今年も年の暮れになってしまい、あっという間の2023年でした。毎年寒くなってくると、様々な心配事が増えてくるように思います。
漠然とした将来の不安や老後の不安、そして来年のお金の心配、頭を抱えたくなるような問題ばかりを考えてしまいがちです。
今回はそんな心配事が少しでも解決できるよう、まずは年金の問題から一緒に確認していきたいと思います。
年齢別に年金額を見ると、実は65歳未満・65歳以上で大きく金額が異なることをご存知でしょうか。
1. 【年金の年齢別早見表】厚生年金額は「65歳未満・65歳以上」で異なる
現在のシニア世代の人たちは、厚生年金や国民年金をどれくらい受給しているのでしょうか。
まずは厚生労働省が公表した「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」より、厚生年金の金額を年齢別に確認します。
1.1 60歳〜69歳「厚生年金」の平均年金月額
- 60歳:8万7233円
- 61歳:9万4433円
- 62歳:6万1133円
- 63歳:7万8660円
- 64歳:7万9829円
- 65歳:14万5372円
- 66歳:14万6610円
- 67歳:14万4389円
- 68歳:14万2041円
- 69歳:14万628円