インフレによって商品・サービスの値段が上がり続けています。

日々の値段チェックが重要になりつつありますよね。

そこで本記事では1年前に比べて布団が最も値上がりした都市ランキングを紹介します(対象は都道府県庁所在市および人口15万人以上の市)。

あわせて年間の布団支出額がどれくらい伸びたのかも解説します。

最後にインフレから資産を防衛する手段も紹介するので、お金のやりくりを効率化したい方はぜひ参考にしてください。

※本記事における布団の値段は総務省「小売物価統計」に基づきます(敷きふとん,〔側生地〕綿100%,〔詰めもの〕巻きわた:「ポリエステル100%」又は「ポリエステル50%・毛50%」;固わた:ポリエステル100%,〔サイズ〕100cm×200~210cm,普通品1枚)

1. 布団が1年前に比べて最も値上がりした都市は福山市の+5844円

2023年9月時点、1年前(2022年9月)と比べて布団が最も値上がりした都市TOP10は以下の通りです。

1.1 <布団が最も値上がりした都市TOP10>

※前年からの価格の変動幅(2023年9月時点の小売価格)

  1. 福山市 +5844円(1万2679円)
  2. 大津市 +5735円(1万5180円)
  3. 岡崎市 +5351円(1万4135円)
  4. 函館市 +4407円(1万2463円)
  5. 金沢市 +4126円(1万5190円)
  6. 静岡市 +3960円(1万4227円)
  7. 松阪市 +3817円(1万4740円)
  8. 京都市 +3795円(1万4130円)
  9. 高松市 +3701円(1万3080円)
  10. 札幌市 +3300円(1万4080円)
  11. 八戸市 +3300円(1万4300円)
  12. 姫路市 +3300円(1万4080円)

布団が1年前に比べて最も値上がりした都市は福山市(+5844円)でした。

1.2 福山市の布団の値段推移(円)

出所:各種資料をもとに筆者作成

2. 布団が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は那覇市の▲2747円

布団が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市TOP10は以下の通りです。

2.1 布団が最も値上がりしなかった都市TOP10

※前年からの価格の変動幅(2023年9月時点の小売価格)

  1. 那覇市 ▲2747円(1万780円)
  2. 郡山市 ▲1801円(8048円)
  3. 熊本市 ▲1767円(1万1223円)
  4. 浦安市 ▲1650円(1万2430円)
  5. 宮崎市 ▲1647円(9013円)
  6. 千葉市 ▲825円(8822円)
  7. 立川市 ▲493円(1万3660円)
  8. 八王子市 ▲396円(9830円)
  9. 和歌山市 ▲352円(9460円)
  10. 所沢市 ▲196円(6283円)

布団が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は那覇市(▲2747円)でした。

なお、全都市の小売価格の平均は1万1485円(2023年9月時点)、前年同月比では+15%となっています(いずれも小数点第一位を四捨五入)。