3. バラ大苗〈庭植え〉と〈鉢植え〉、それぞれの植え付け方のコツ

3.1 栽培環境

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バラは日に5時間以上日光が当たる場所に植えましょう。なかには耐陰性が強く日当たりに恵まれない環境でも育つ品種もあります。

1年で大きく生長するので十分なスペースも必要です。多湿になると根腐れを起こしてしまうので、腐葉土や堆肥を混ぜて水はけのよい土壌にしておきましょう。

3.2 庭への植え付け

裸苗はバケツに根を数時間浸けて吸水させてから植え込みます。鉢苗は根を崩さずそのまま植え付け。地植えする場合は60センチほどの深さで大きな穴を掘って、底に有機肥料を元肥として入れます。

根が肥料に触れないように、土を半分程度まで埋め戻してから苗を植えましょう。裸苗は山形に土を盛った上に、根を大きく広げて置きます。接ぎ木した部分が地上に出るようにするのがポイントです。

3.3 植木鉢への植え付け

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バラを植える鉢は8号以上の大きさが最適。できれば高さのある深鉢がオススメです。植木鉢に植え込む場合は根焼け防止のため元肥は入れず、約2週間後に置き肥で与えましょう。

3.4 植え付け後の管理

苗を植え付けたあとはしばらく定期的に水やりします。寒い季節はつい水やりを忘れてしまいがちですが、しっかり根付くまでは気温が高い午前中に水を与えましょう。

バラは乾燥と灌水にメリハリをつけることで根が鍛えられます。少しずつダラダラと水やりするのではなく、よく乾いたあとタップリ水やりすることが大切です。