公務員の年収はいくらか

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人事院が発表した「2023年 国家公務員給与実態調査」によると、国家公務員における毎月の平均給与は、41万2747円でした。

月収(12カ月分)とボーナス(4.5カ月分)を合わせると、平均年収は約681万円となります。

2022年の同調査では、平均給与は41万3064円だったので、平均給与は減少していました。

しかし、ボーナスの支給が4.4カ月分なので、平均年収は約677万円となります。

約4万円の差ですが、2023年の平均給与が高くなりました。

では、地方公務員の平均年収はどうなっているのでしょうか。

総務省が調査した「2022年 地方公務員給与の実態」を見ると、平均月収は職種別に以下の通りになりました。

  • 一般行政職:31万5093円
  • 技能労務職:31万231円
  • 高等学校教育職:36万9752円
  • 小中学校教育職:35万722円
  • 警察職:32万5987円

上記の月収をもとに年収を計算すると、以下の通りです。

  • 一般行政職:519万9035円
  • 技能労務職:511万8812円
  • 高等学校教育職:610万908円
  • 小中学校教育職:578万6913円
  • 警察職:537万8786円

地方公務員に比べて、国家公務員の年収が高い傾向にあります。

年代別の公務員の平均年収はいくらか

公務員の年収は、年齢とともに上昇していく形で推移するのが一般的です。

各年齢層で年収がいくらになるのか確認しましょう。

各年代別の平均年収は、以下の通りです。

  • 20歳未満:約281万
  • 20歳以上24歳未満:約342万
  • 24歳以上28歳未満:約412万
  • 28歳以上32歳未満:約483万
  • 32歳以上36歳未満:約557万
  • 36歳以上40歳未満:約633万
  • 40歳以上44歳未満:約701万
  • 44歳以上48歳未満:約752万
  • 49歳以上52歳未満:約788万
  • 52歳以上56歳未満:約825万
  • 56歳以上60歳未満:約837万

20歳代のうちは民間給与と変わらないか、少ないケースもありますが、30歳代以降は徐々に年収は民間企業の収入より高くなる可能性が高まります。