インフレによって商品・サービスの値段が上がり続けています。

日々の値段チェックが重要になりつつありますよね。

そこで本記事では1年前に比べてごぼうが最も値上がりした都市ランキングを紹介します（対象は都道府県庁所在市および人口15万人以上の市）。

あわせて年間のごぼう支出額がどれくらい伸びたのかも解説します。

最後にインフレから資産を防衛する手段も紹介するので、お金のやりくりを効率化したい方はぜひ参考にしてください。

※本記事におけるごぼうの値段は総務省「小売物価統計」に基づきます(1kg)

1. ごぼうが1年前に比べて最も値上がりした都市は八戸市の+370円

2023年9月時点、1年前（2022年9月）と比べてごぼうが最も値上がりした都市TOP10は以下の通りです。

1.1 <ごぼうが最も値上がりした都市TOP10>

※前年からの価格の変動幅(2023年9月時点の小売価格)

  1. 八戸市 +370円(1192円)
  2. 新潟市 +342円(1191円)
  3. 前橋市 +321円(986円)
  4. 宇部市 +314円(935円)
  5. 今治市 +289円(1031円)
  6. 佐世保市 +276円(1216円)
  7. 長岡市 +273円(1071円)
  8. 川口市 +260円(1109円)
  9. 伊丹市 +252円(1121円)
  10. 松山市 +243円(1187円)

ごぼうが1年前に比べて最も値上がりした都市は八戸市（+370円）でした。

1.2 八戸市のごぼうの値段推移（円）

出所：各種資料をもとに筆者作成

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2. ごぼうが1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は府中市の▲179円

ごぼうが1年前に比べて最も値上がりしなかった都市TOP10は以下の通りです。

2.1 ごぼうが最も値上がりしなかった都市TOP10

※前年からの価格の変動幅(2023年9月時点の小売価格)

  1. 府中市 ▲179円(988円)
  2. 甲府市 ▲175円(866円)
  3. 福山市 ▲167円(880円)
  4. 高知市 ▲165円(1074円)
  5. 岡崎市 ▲164円(778円)
  6. 長野市 ▲136円(748円)
  7. 山口市 ▲101円(997円)
  8. 徳島市 ▲80円(781円)
  9. 大阪市 ▲61円(935円)
  10. 鳥取市 ▲53円(832円)

ごぼうが1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は府中市（▲179円）でした。

なお、全都市の小売価格の平均は935円（2023年9月時点）、前年同月比では10％の伸びとなっています（いずれも小数点第一位を四捨五入）。