住宅ローンの借り換えを検討している方も多いのではないでしょうか。
もちろん、各家庭の状況に応じた住宅ローンを選ぶべきですが、借り換えをした人は、金利タイプは何から何に借り換えているのか、気になっている方も多いはず。
今回は、住宅ローンの借り換えについて、金利タイプは何から何に借り換えているのか、金利タイプ別の構成比の変化について、住宅金融支援機構のデータを元に解説していきます。
1. 住宅ローンの借り換えで金利タイプは何から何に借り換えているのか
2023年10月24日に住宅金融支援機構が公開した「2022年度 住宅ローン借換えの実態調査結果」によると、変動金利の方は変動金利に、固定期間選択型の方は固定期間選択型に借り換えている場合が最も多くなっています。
また、全期間固定型の方は、変動型に借り換えている割合が最も多くなっています。
内訳については以下のとおりです。
1.1 借換え前の金利タイプ:変動型
変動型の借換え前の構成比は、45.8%となっており、借り換え先の金利タイプの割合は以下のようになっています。
- 変動型:35.6%
- 固定期間選択型:9.0%
- 全期間固定型:1.2%
1.2 借換え前の金利タイプ:固定期間選択型
固定期間選択型の借換え前の構成比は、42.7%となっており、借り換え先の金利タイプの割合は以下のようになっています。
- 変動型:11.1%
- 固定期間選択型:30.7%
- 全期間固定型:1.0%
1.3 借換え前の金利タイプ:全期間固定型
全期間固定型の借換え前の構成比は、11.4%となっており、借り換え先の金利タイプの割合は以下のようになっています。
- 変動型:4.9%
- 固定期間選択型:2.4%
- 全期間固定型:4.2%