総務省「統計からみた我が国の高齢者」によると、65〜69歳の50.8%、70〜74歳の33.5%が働いており、「働くシニア」の割合はいずれも過去最高となりました。

上記の調査結果からもわかるように、現代では70歳まで働く人が半数を占めており、「定年退職を迎えたら年金だけで老後生活を送る」という人のほうが少ないのかもしれません。

人生100年時代といわれている今、長い老後生活を考えた時に「働けるうちは働いて資金を残しておく」という選択はメリットのように思えますが、実は年収額と年金額によっては年金カットがされる可能性もあります。

本記事では、働きながら年金を受け取る「在職老齢年金」について詳しく解説していきます。

在職老齢年金に関する注意点についても解説しているので、安心した老後を迎えるためにしっかりと確認しておきましょう。