70歳代で「貯蓄4000万円以上」の世帯は約17%
総務省統計局の「家計調査 / 貯蓄・負債編 二人以上の世帯 詳細結果表」によると、70歳代の平均貯蓄額は「2411万円」となっています。
では、70歳代で「貯蓄額4000万円以上」の割合はどのくらいいるのでしょうか。
総務省統計局の同調査によると、70歳代の各現在貯蓄高を保有する世帯数は下記のようになりました。
70歳代 現在貯蓄高と世帯数
- 100万円未満:14万896世帯
- 100万円~:6万4999世帯
- 200万円~:6万426世帯
- 300万円~:6万9205世帯
- 400万円~:6万2104世帯
- 500万円~:7万670世帯
- 600万円~:5万2589世帯
- 700万円~:4万9056世帯
- 800万円~:6万433世帯
- 900万円~:4万6408世帯
- 1000万円~:10万9329世帯
- 1200万円~:8万5755世帯
- 1400万円~:6万9842世帯
- 1600万円~:8万2145世帯
- 1800万円~:5万9305世帯
- 2000万円~:15万265世帯
- 2500万円~:12万1065世帯
- 3000万円~:17万7308世帯
- 4000万円~:33万4754世帯
上記世帯数を割合にしたものが、下記グラフになります。
70歳代で貯蓄額「4000万円以上」を達成している世帯は全体の17.86%であり、最も多い割合を占めています。
さらに貯蓄額2000万円まで幅を広げると全体の41.8%を占め、約4割の人は老後資金の準備が十分にできていることがわかります。
一方で、上記の基準である2000万円の半分以下となる、貯蓄額「1000万円未満」の世帯も約4割を占めています。
老後の備えがなくても収入だけで生活できれば問題はないですが、老後の収入となる「年金」は将来どのくらい受給できるのでしょうか。