平均年収「20歳代～50歳代」正規と非正規でどれくらい違う？ 差は300万円以上！？

【非正規社員】20歳代～50歳代の平均年収はいくらか

次に、非正規社員の平均年収を確認しましょう。厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、20～50歳代の非正規社員の平均年収は以下のとおりです。

【非正規社員】年齢別の平均年収

年齢　平均年収　正規社員との平均年収の違い

• 20～24歳　263万円　71万円
• 25～29歳　290万円　127万円
• 30～34歳　293万円　182万円
• 35～39歳　290万円　243万円
• 40～44歳　294万円　276万円
• 45～49歳　289万円　309万円
• 50～54歳　287万円　346万円
• 55～59歳　297万円　343万円

非正規社員は、年齢が上がっても年収があまり上がらないことが特徴です。20〜24歳の平均年収は263万円なのに対して55〜59歳の平均年収は297万円で、その差は30万円程度しかありません。

そのため、年齢に伴って正規社員との年収の差が大きくなります。55〜59歳における正規社員と非正規社員の平均年収の差は343万円とかなり大きいです。

現役時代の年収は老後の生活にも影響する

正規社員と非正規社員の平均年収を確認しましたが、現役時代の年収は老後にもらえる年金にも影響します。

以下の条件で、現役時代の平均年収ごとの年金受給額をシミュレーションしてみましょう。

• 1975年生まれ
• 23歳から60歳まで厚生年金に加入
• 65歳から年金の受取を開始

シミュレーションの結果は以下のとおりです。