2023年9月の消費者物価指数(総合指数)は前年同月比+3.0%で、物価高が続いています。
食品や日用品の価格が上がり、生活が苦しくなったと感じる人もいるのではないでしょうか。特に、非正規社員として働く人は一般的に年収が低く、経済的に余裕のない人も多いです。
では、非正規社員と正規社員とでは具体的に年収にどれくらいの差があるのでしょうか。本記事では、20~50歳代における正規社員と非正規社員の平均年収を紹介します。
年収ごとの老後にもらえる年金額の目安も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
【正規社員】20歳代~50歳代の平均年収はいくらか
まずは、正規社員の平均年収を確認しましょう。厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、20~50歳代の正規社員の平均年収は以下のとおりです。
【正規社員】年齢別の平均年収
年齢 平均年収
- 20~24歳 334万円
- 25~29歳 417万円
- 30~34歳 475万円
- 35~39歳 533万円
- 40~44歳 570万円
- 45~49歳 598万円
- 50~54歳 633万円
- 55~59歳 640万円
20歳代前半における平均年収は334万円と低いですが、年齢が上がるにつれて平均年収は上がっています。55~59歳での平均年収は640万円と高額です。
生活水準にもよりますが、640万円の年収があれば経済的に比較的ゆとりのある生活が送れる人も多いかもしれません。