2. 鶏肉の年間支出額はどれくらい伸びたか

鶏肉に関する年間支出額は対前年同月比でどれほど伸びたのでしょうか？

2023年9月時点の小売価格をもとに、1週間に鶏肉を100g消費した場合のシミュレーション結果を比較してみましょう。

＜2023年9月時点の価格で1週間に100gの鶏肉を消費した場合の年間支出額＞
※2023年9月時点の小売価格をもとに計算した鶏肉の年間支出額（前年同月からの金額の変動幅）

  1. 郡山市:8996円(+2392円)
  2. 長野市:7072円(+1664円)
  3. 東大阪市:7020円(+1664円)
  4. 立川市:8216円(+1560円)
  5. 松阪市:1万1544円(+1560円)
  6. 広島市:7384円(+1404円)
  7. 佐世保市:7020円(+1404円)
  8. 熊本市:7176円(+1300円)
  9. 札幌市:8164円(+1248円)
  10. 旭川市:8736円(+1144円)
  11. 長崎市:7280円(+1144円)

※100g×52週間で計算

1位の郡山市では年間2392円の増加となっています。

1週間に200gなら4784円、300gなら7176円の増加です。

なお、令和4年における福島県の賃金は267.9万円です（出所：厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」）。

1週間に100gの鶏肉を消費した場合、賃金に占める年間支出額の割合は0.34％となります(小数点第三位を四捨五入)。