KDDIが下げ止まらず安値更新! 日経平均は小幅反落

【東京株式市場】 2017年12月21日

株式市場の振り返り-日経平均株価は小幅反落、TOPIXは小幅続伸

2017年12月21日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,866円(▲25円、▲0.1%) 小幅反落
  • TOPIX 1,822.6(+1.4、+0.1%) 小幅続伸
  • 東証マザーズ総合指数 1,199.6(▲3.3、▲0.3%) 3日ぶり反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,224、値下がり銘柄数:742、変わらず:96
  • 値上がり業種数:19、値下がり業種数:14
  • 年初来高値更新銘柄数:131、年初来安値更新銘柄数:19

東証1部の出来高は14億5,182万株、売買代金は2兆3,215億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。米国の税制改革法案が可決して目先のイベントが出尽くしになったこと、および日銀の金融政策決定会合を控えて低調な商いとなりました。

その日銀金融政策決定会合は現状維持だったことから安心感も広がりましたが、積極的な売買は見送られたようです。ただ、売買代金は2兆円を上回りました。

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そのような中、日経平均株価はやや荒い値動きとなりました。寄り付きから安く推移し、前場の序盤には一時▲163円安となる場面が見られるなど軟調な展開となりました。しかし、徐々に下げ幅を縮小し、後場開始直後には一時+3円高のプラス転換を果たします。その後は前日終値を挟んだ攻防となりましたが、結局は小幅反落で終わりました。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、最後はプラスを維持して続伸となっています。

東証マザーズ総合指数は3日ぶり反落、売買代金は3日連続の1,000億円超に

東証マザーズの出来高は5,699万株、売買代金は1,027億円となり、いずれも前日より減少しました。新興市場も盛り上がりに欠けた商いとなりましたが、値嵩株の取引が盛んだったことなどから売買代金は3日連続で1,000億円を上回りました。

なお、総合指数は3日ぶりの反落となり、終値でも再び1,200ポイント割れとなりました。この下落が一時的なものなのか今後の動きが注目されるところです。

KDDIが下げ止まらず6日続落、前日急落のSUBARUは安値更新後に買い戻される

個別銘柄では、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)が大幅安となり、ファーストリテイリング(9983)や信越化学工業(4063)も大きく値を下げました。

また、金融株が総じて売られ、三井住友フィナンシャルグループ(8316)や大和証券グループ本社(8601)などが大幅下落で引けています。

その他では、KDDI(9433)が下げ止まらず、6日続落となり年初来高値を更新したのが目を引きました。

一方、円安進行などを背景に自動車部品株が買われ、デンソー(6902)が大幅高となって年初来高値を更新し、アイシン精機(7259)も高値更新となりました。

また、前日に燃費データの不正書き換え疑惑の調査開始を表明して急落したSUBARU(7270)は、取引時間中に年初来安値を更新した後は買い戻され、最後は小幅高で引けています。

新興市場では、2日間急騰が続いたCYBERDYNE(7779)が反落となり、中村超硬(6166)も大きく値を下げました。一方、手間いらず(2477)が急騰して年初来高値を更新し、キャリア(6198)やビリングシステム(3623)も高値を付けています。

青山 諭志

ニュースレター

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。