3. 11月に郵送される年金書類を確認
最後に、11月に日本年金機構から郵送される書類について確認しておきましょう。
日本年金機構から11月に郵送される書類として下記が挙げられます。
- 社会保険料(国民年金保険料)控除証明書:令和4年中に国民年金保険料を納付した方(10月下旬から11月上旬にかけて順次)
- 令和5年分公的年金等の受給者の扶養親族等申告書:公的年金について源泉徴収の対象となる方(9月中旬〜11月にかけて順次郵送)
- 年金決定通知書・支給額変更通知書:年金の受け取り額(年額)に変更があった方
その他にも、12月生まれや2月生まれなど、生まれた月によって11月に郵送される書類もあるため、日本年金機構の「主な行事・通知書発送の年間予定表」を確認しておけると良いでしょう。
4. 今のうちから老後の準備をしておこう
本記事では、60歳〜90歳以上の「厚生年金と国民年金」の平均月額を紹介していきました。
厚生年金受給の場合は、月に14万円〜16万円ほど受け取れますが、国民年金のみ受給の場合は、月に5万円〜6万円ほどしか受け取れないため、公的年金だけで生活していくのは難しいかもしれません。
自分が将来いくら年金を受け取れるのかを事前に把握し、今のうちから不足分を老後の備えとして準備をしておけると良いでしょう。
本記事を参考に、自身の年金受給額をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 厚生労働省「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「年金の繰上げ受給」
- 日本年金機構「【主な行事・通知書発送の年間予定表】」
- 日本年金機構「令和4年分社会保険料(国民年金保険料)控除証明書の発送予定をお知らせします」
- 日本年金機構「「令和5年分公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」の送付」
- 日本年金機構「通知書の見方を調べる」
太田 彩子