【au経済圏の拡大を目指す】KDDI、楽天からの収入減もIoTやDXが好調で増収増益に。2024年3月期第2四半期決算個人向け事業では通信と金融の連携により顧客基盤を強化する

ビジネスセグメントでは、日本国内及び海外において、幅広い法人の向けに、スマートフォン等のデバイス、ネットワーク、クラウド等の多様なソリューションに加え、「TELEHOUSE」ブランドでのデータセンターサービス等を提供している。

引き続き、5G通信を中心にIoTやDXなどを活用したソリューションを、パートナー企業との連携によってグローバルにワンストップで提供し、お客さまのビジネスの発展・拡大をサポートしていく。

コーポレートDX・ビジネスDX・事業基盤サービスで構成される「NEXTコア事業」の成長によるソリューション収入の増加等により、売上高は、前年同期比+7.5％の5846億6800万円となった。

営業利益は、売上高の増加等により、前年同期比+5.7％の1016億6400万円（5.7％増）であった。

KDDIの配当

剰余金配当は、

として、年間配当は前期比+5円の1株あたり140円を予想している。

配当予想の修正はない。

2024年3月期上期決算の発表前となる、2023年11月2日の終値は4458円であった。

年初来高値は、2023年9月20日の4767円である。

石川貴康