楽天カードは、2023年6月末時点でカード発行枚数が2924万枚かつ2022年度日本版顧客満足度指数調査においては、顧客満足度が14年連続で1位となるなど人気のクレジットカードです。
既に楽天カードを持っているという方も多いのではないでしょうか。
今回は、まだ楽天カードを持っていない方のために、筆者が楽天カードを3年使って分かった本当のメリットとデメリットを解説していきます。
当記事を参考に楽天カードを検討してみてください。
1. 楽天カードのメリット
楽天カードのメリットは以下のとおりです。
1.1 メリット1:還元率が高いのでメインカードとして使いやすい
楽天カードの還元率は基本1.0%、楽天市場では3.0%となっており、高還元率のクレジットカードです。
楽天市場ではもちろん、楽天カードを使って決済しますが、それ以外の決済でも1.0%という還元率なため、メインのカードとして活躍します。
楽天カードでまとめて支払うとその分まとめてポイントが貯まりますし、溜まったポイントの活用もしやすいです。
1.2 メリット2:街中でポイントを貯めるチャンスがある
楽天カードは楽天ポイントカードの機能も備わっています。
楽天ポイントは提携店が多いので、街中でポイントを貯めるチャンスがあります。
コンビニや、飲食店、ガソリンスタンドなど様々なお店で楽天ポイントを貯められます。
1.3 メリット3:通常ポイントについては有効期限を気にする必要がない
楽天ポイントの通常ポイントについては、ポイントが付与されるたびに、有効期限が1年間更新される仕組みになっています。
そのため、楽天カードを使い続ける限りは、通常ポイントの有効期限を気にする必要がありません。
せっかく貯めたポイントも失効してしまっては意味がないのでこの点はメリットです。
1.4 メリット4:条件を満たせばETCカードの年会費が無料
楽天カードのETCカードの年会費は通常550円(税込)となっています。
ただし、会員ランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員であれば、年会費が無料になります。
ダイヤモンド会員・プラチナ会員になるための条件は以下のとおりです。
- プラチナランク:過去6ヶ月で2,000ポイント以上、かつ15回以上ポイントを獲得
- ダイヤモンドランク:過去6ヶ月で4000ポイント以上、かつ30回以上ポイントを獲得、かつ楽天カードを保有
楽天カードを使っていれば、さほど難しい条件ではありません。
1.5 メリット5:2枚目のカードが発行できる
楽天カードは2枚目のカードを発行できるクレジットカードです。
異なる国際ブランドで持てたり、引き落とし口座を別にできるなど、用途によって使い分けることができます。
楽天ポイントは1つに集約されるため、別のカードで決済してポイントが分散して使いづらくなることもありません。
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2. 楽天カードのデメリット
楽天カードのデメリットは以下のとおりです。
2.1 デメリット1:公共料金など、1.0%還元対象外のものがある
楽天カードの基本の還元率は1.0%となっていますが、全ての決済に関して1.0%ではありません。
公共料金などは0.2%なっており、還元率が低くなってしまいます。
より還元率にこだわりたい方で、公共料金などをクレジットカードに引き落としたい方は、別のカードで決済したほうがいいかもしれません。
2.2 デメリット2:期間限定ポイントは早めに活用する必要がある
楽天ポイントの通常ポイントはポイントが付与されるたびに有効期限が1年間更新される仕組みになっています。
ただし、期間限定ポイントはその名のとおり有効期限が設定されており、期間も比較的短くなっています。
失効してしまってはもったいないので、早めに活用することをおすすめします。
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参考資料
藤原 悠喜
・楽天カードのメリットは「還元率が高いのでメインカードとして使いやすい」「街中でポイントを貯めるチャンスがある」「通常ポイントについては有効期限を気にする必要がない」「条件を満たせばETCカードの年会費が無料」「2枚目のカードが発行できる」
・楽天カードのデメリットは「公共料金など、1.0%還元対象外のものがある」「期間限定ポイントは早めに活用する必要がある」