国土交通省によると、2025年4月から全ての新築住宅に対して「省エネ基準適合」が義務付けられる予定です。
その影響もあり、地球環境に考慮した注文住宅が増加する見込みとなっています。
また、快適な注文住宅を建てるために、住宅設備にこだわる方も多いようです。
しかし、実際に住んでみたら必要なかったと後悔する方も多くいます。
せっかくこだわって建てた注文住宅なのに、後悔はしたくないものです。
そこでこの記事では、これから注文住宅を建てる方のために「この設備は必要なかった…」と後悔した方の4つの体験談と、プロ目線でのアドバイスを解説します。
- 浴室内テレビの設置で後悔
- 大窓の設置で後悔
- 床暖房の設置で後悔
- ベランダ設置で後悔
これから注文住宅のプランニングをする方はぜひ最後までチェックしてみてください。
この記事を読んで、プランニングでの盲点をなくしましょう。
後悔ポイント1:浴室内テレビの設置で後悔(埼玉県40歳代)
「最近のおしゃれ住宅のように浴室内テレビを設置したが、3年ぐらいで少し外れかかってしまった。しかも浴室テレビは湿気でやられてしまうので後悔しています」
◆プロからのアドバイス
浴室内テレビはお風呂に浸かりながらテレビが見れるため、お風呂をゆっくり楽しめたり健康にも良い効果があります。
一方で、防水性によっては故障しやすいものもあるため確認が必要です。
- シャワーで濡れても問題ないのか
- 水没したらどれくらい耐えれるのか
あらかじめ住宅メーカーにこれらの確認をしておき、防水性の高いものを選ぶようにしましょう。
後悔ポイント2:大窓の設置で後悔(岡山県30歳代)
「日当たりが良いと思ってリビングに大窓を設置したら、大きすぎてカーテンの設置が面倒になりました。しかも夏は西日が入りすぎて暑いので後悔しています」
◆プロからのアドバイス
リビングに大きな窓を設置することで、多くの光を取り入れやすくなります。
そのため、昼間は照明をつけなくても明るく快適に過ごせる点がメリットです。
大窓に憧れている方は多く、人気があります。
しかし、日が当たりすぎて床や家具が焼けて色褪せたり、室内の温度が上がったりするデメリットもあります。
どうしても大窓を設置したい場合は、家や窓の断熱性能を高くすることで、メリットを改善できるためおすすめです。
後悔ポイント3:床暖房の設置で後悔(広島県40歳代)
「山間部で冬が寒いので床暖房を設置しましたが、今年の冬も電気代が気になり使いませんでした。ここまで電気代が値上がりするなら、設置しない方が良かったと後悔しました」
◆プロからのアドバイス
床暖房にはメリットが豊富です。
- 効率よく床を温めることができる
- 頭寒足熱で健康に良い
リビングなど、家族が集まる部屋に床暖房を設置すれば快適に過ごすことができます。
熱が均一に広がり、床全体を温めることできるのが大きな特徴です。
また、暖房の風が苦手な方にとってもうれしい設備です。
暖房の風で、頭がくらくらしたり熱っぽくなって集中力がなくなる方も、床暖房で安心して過ごすことができます。
一方で、初期費用や電気代、低温やけどの恐れがあるため注意しましょう。
電気代が気になる方には、床下に断熱材を吹き付けることで断熱効果が実現できる「ヒートマジックシステム工法」がおすすめです。
後悔ポイント4:ベランダ設置で後悔(滋賀県・30歳代)
「虫や花粉が苦手なので、ベランダではなく室内で洗濯物を干すようにしています。ベランダは全く使わず、掃除の手間だけが増えたので、作らなければよかったです」
◆プロからのアドバイス
住宅に当たり前についているベランダですが、洗濯物を干す以外には利用しない方も多いでしょう。
特に、室内で干したり、お風呂場で干す方にとっては必要ありません。
また、ベランダをなくすことで掃除の手間が省けるのもメリットです。
ベランダから空き巣に侵入されることもなく、建築費用も削減できます。
「ベランダがないと布団を干す際に困るのでは?」と思った方は、庭に干したりコインランドリーを利用したりする方法もあります。
注文住宅「必要な設備かどうか分からない」のは当然
実際に生活をしてみないと、本当に必要な設備かどうか分からないのは当然です。
とはいえ、要望が多すぎることで「この設備は必要なかった…」と後悔するのだけは避けたいもの。
住宅メーカーとしっかりと話し合いながら自分に合う注文住宅を作るのが理想ですが、今回ご紹介したような、体験談も大いに参考になります。
注文住宅を建てて後悔した方の体験談を参考にして、今後の注文住宅作りの参考にしてみてはいかがでしょうか。
今一度、自分の生活スタイルを見直してみましょう。



