インフレによって商品・サービスの値段が上がり続けています。

日々の値段チェックが重要になりつつありますよね。

そこで本記事では1年前に比べて牛乳の値段が最も上がった都市ランキングを紹介します(対象は都道府県庁所在市および人口15万人以上の市)。

あわせて年間の牛乳支出額がどれくらい伸びたのかも解説します。

最後にインフレから資産を防衛する手段も紹介するので、お金のやりくりを効率化したい方はぜひ参考にしてください。

※本記事における牛乳の値段は総務省「小売物価統計」に基づきます(牛乳,店頭売り,紙容器入り(1000mL入り)1本)

1. 1年前に比べて牛乳の値段が最も上がった都市TOP10

2023年9月時点、1年前(2022年9月)と比べて牛乳の値段が最も上がった都市TOP10は以下の通りです。

<牛乳の値段が最も上がった都市TOP10>

※前年からの価格の変動幅(2023年9月時点の小売価格)

  1. 宮崎市 +57円(290円)
  2. 旭川市 +56円(297円)
  3. 福島市 +56円(292円)
  4. 大津市 +56円(265円)
  5. 今治市 +54円(303円)
  6. 佐賀市 +54円(265円)
  7. 佐世保市 +54円(257円)
  8. 福山市 +51円(257円)
  9. 宇部市 +51円(289円)
  10. 松山市 +51円(324円)

<1位の宮崎市の牛乳の値段の推移(円)>

出所:各種資料をもとに筆者作成

なお、最も値上がりしなかった都市TOP10も次に紹介します。